Castration
去勢・避妊手術
去勢・避妊について
こんなお悩みありませんか?
- 手術はかわいそう
- 性格は変わることはある?
- 麻酔が心配
- 毛質は変わらない?
- 身体に悪影響はあるの?
獣医学的な立場からは、積極的な繁殖を希望される方以外は、
早期の避妊、去勢手術を推奨しております。
早期の避妊、去勢手術を推奨しております。
一方で、去勢・避妊手術せずに繁殖を希望される方からは、その動機として下記の様なお声をいただきます。
この子の子供を見てみたい、血統を残したい、(人間の)子供の情操教育のため、子育てを見せたい、などご家庭ごとに考え方がありますので、当院としてはそのご家庭の意見を尊重しつつ
ご相談をお受けしています。
獣医学的立場からみた去勢・避妊

早期の避妊、去勢手術は、乳腺腫瘍、乳腺炎、子宮蓄膿症、偽妊娠(想像妊娠)、精巣腫瘍、前立腺肥大、会陰ヘルニアなど性ホルモンに関連する病気の発生率を減少させることが大規模な調査で証明されています。
さらに、発情に伴う食欲不振をはじめとする体調不良、攻撃性、無駄吠え、マーキング、猫の尿スプレーなどの問題行動も減少させることができます。
去勢・避妊のメリット・デメリット
避妊手術のメリット
- 望まない妊娠を完全に防ぐことができる
- 卵巣や子宮に関する病気(卵巣腫瘍、子宮蓄膿症など)を予防できる
- 乳腺腫瘍の発症リスクを低減できる
- 発情期のストレス(鳴き声、出血など)から解放される
去勢手術のメリット
- 前立腺や精巣に関する病気(前立腺肥大、精巣腫瘍など)を予防できる
- マーキング(スプレー行動)を抑制する効果が期待できる
- ホルモンバランスが安定し、攻撃性が低下する傾向がある
避妊・去勢手術のデメリット
- 将来、子どもを産むことができなくなる
- 代謝が変化し、太りやすくなる可能性がある
当院の手術の特徴
Feature 01


去勢・避妊手術の日帰り手術が可能です
現在、避妊手術、去勢手術は日帰り手術を行っています。
但し、ハイリスクの患者さん、または、ご家族の方のご希望の場合は入院処置となります。ご希望の方はご相談ください。
不妊、去勢手術等は事前のご予約をお願いしております。
Feature 02

術跡が残りにくい施術を

術跡が残りにくい施術を
行います
手術は、全身麻酔下で行います。麻酔に関しましては、そのリスクを最低限にするために事前に徹底した問診、身体検査、血液検査を実施します。さらに必要に応じて、超音波検査、レントゲン検査などの画像診断を行うこともあります。
麻酔薬も、数種類の麻酔薬、鎮痛剤を少量ずつ用い、それぞれの薬品の副作用を少なくするという考えのマルチモーダル麻酔を採用し、からだの大きさ、年齢、性別など細かな対応で動物にやさしい麻酔を心掛けています。
また、避妊手術、去勢手術ともに吸収糸を用い、皮内縫合という糸が隠れる手法で行いますので、抜糸の必要はありません。