Checkup

健診

定期健診の重要性

普段と変わらず毎日健康そうに暮らしている動物たちも年を重ねると小さな歪みが現れてきます。
物言わぬ動物たちはこの変化を伝えるすべがありません。
いち早くこれらの変化に気づくことで大事に至る前に手を打つことが出来るはずです。
定期検診は動物たちの健康状態の変化をいち早く知ることが出来る手段として、ご利用していただきたいと思います。

当院の健診(検診)

当院では総合的な健康状態を見るための、犬用の「わんわんドック」、猫用に「にゃんにゃんドック」をご用意いたしました。
近年の動物たちの高齢化に伴い犬たちは心臓弁膜症を患う率が上昇してきています。犬の心臓弁膜症に特化した検査コース、「心臓検診」もご用意いたしました。
猫たちも高齢化に伴い腎臓疾患も高率で見られるようになり、猫の腎臓疾患に特化した「腎臓検診」もお受けすることが出来ます。
また、「歯科検診」・「関節検診」・「肥満検診」といった定期検診もそろえております。
お気軽にスタッフまでお問い合わせください。

健診・検診は予約が必要となります

予約は電話にて承っております
休診日 木曜日
電話受付 9:00~19:00

わんわんドッグ・にゃんにゃんドッグについて

わんわんドック

元気・食欲など体調に変化は無いのですが、年齢的に人間で言えば中高年に当たる時期になったので、人間ドックのような総合的な検査で健康状態を確認したい方はわんわんドックをご用意いたしました。隠れた慢性疾患や生活習慣病・高齢期に多発する病気などの早期発見・早期治療につながる大切な検診です。
内容は身体一般検査、血液検査、レントゲン検査、エコー検査、尿検査などを中心に行います。検診は原則日帰り検査となりますが予約が必要です。

内容によりAコース・Bコース・Cコースをご用意いたしました。それぞれの目安となる金額も提示してありますのでご参考にしてください。 ご予約も含めてお気軽にお問い合わせください。

  • 基本プランAコース

    • 身体一般検査
    • 血液検査検査・生化学検査
    • レントゲン検査
    • 腹部エコー検査
    費用

    15,950円~【小型】

    21,230円~【大型】

    (税込)

  • 充実プランBコース

    • 身体一般検査
    • 血液検査検査・生化学検査
    • レントゲン検査
    • 腹部エコー検査
    • 眼科検査
    • 尿検査
    費用

    25,850円~

    (税込)

  • スペシャルプランCコース

    • 身体一般検査
    • 血液検査検査・生化学検査
    • 腹部エコー検査
    • 心エコー検査
    • 眼科検査
    • 尿検査
    • 糞便検査
    • 心電図検査
    費用

    38,060円~

    (税込)

※ペットの大きさによって異なります、詳しくはお問い合わせください
※日帰り検査となります
※事前のご予約をお願いいたします

にゃんにゃんドック

猫たちはよく症状を見せないという表現を使うことがありますが、中高年齢を過ぎるといろいろな慢性疾患や隠れた疾患を持ちながら日常を過ごしている猫たちがいます。そんな猫たちの健康チェックににゃんにゃんドックがお勧めです。隠れた慢性疾患や予期せぬ疾患が発見されることもあり、早期発見、早期治療につながる大切な検診です。
内容は身体一般検査と血液検査、レントゲン検査、エコー検査、尿検査を中心に行ないます。おとなしいネコちゃんならば検診は原則日帰り検査となりますが、気性の激しいネコちゃんの場合は軽い鎮静が必要になることがありますので予め日頃の診察をしてから判断したいと思います。
予約が必要です。料金、検査日などお気軽にお問い合わせください。

  • 全身の健康状態を調べる
    基本プラン
    Aコース

    • 身体一般検査
    • 血液検査・生化学検査
    • 尿検査
    • 腹部エコー検査
    • レントゲン検査
    費用

    19,800

    (税込)

  • 充実プランBコース

    • 身体一般検査
    • 血液検査・生化学検査
    • レントゲン検査
    • 腹部エコー検査
    • 尿検査
    • 心電図検査
    • 糞便検査
    費用

    31,570円~

    (税込)

※ペットの大きさによって異なります、詳しくはお問い合わせください
※鎮静等が必要な場合は別途料金がかかります
※日帰り検査となります
※事前のご予約をお願いいたします

各種検診について

犬の心臓検診

人間と同様に動物たちも寿命が延びてきました。それに伴って心臓疾患、特に弁膜症が高齢の犬に多く発見されるようになって来ました。特に症状は無いけど診察の時に心雑音があると言われたなど。現時点で投薬が必要かどうかの判定も行えます。早期にチェックそして現状を把握し症状の発現や病状の進行を抑えていきましょう。
原則日帰り検査で行いますが予約が必要です。

※猫の心臓検診に関しては事前にお問い合わせください。

検査項目について

胸部レントゲン検査、心エコー検査、心電図検査、血液検査

こんな症状が見られたら受診をおすすめします

  • 呼吸が異常に速い、または逆に遅い
  • 呼吸をするたびに苦しそうに見える、呼吸が浅い
  • 頻繁に咳をする、特に夜間や安静時に多い
  • 散歩を嫌がる、またはすぐに疲れてしまう
  • 普段とは異なる呼吸音(雑音、ゴロゴロ音など)が聞こえる
  • 少し動いただけで座り込む、または意識を失う
  • 吠える際に咳き込む

費用

5Kgクラスでおよそ
初回:27,500円(税込)
継続:13,200円~20,500円(税込)
※事前のご予約をお願いいたします

猫の腎臓検診

動物の高齢化に伴い特に猫では腎臓疾患が増えてきます。腎臓の機能障害は徐々に少しずつ忍び寄って、症状を発現する頃にはかなり進行していることが多いのです。高齢な猫ちゃんには定期的な腎臓検査で腎臓機能の状況を把握し早期発見、早期治療で腎臓を長持ちさせるようにしましょう。
血液検査、尿検査、腹部エコー検査を中心に行ないます。おとなしいネコちゃんならば検診は原則日帰り検査となりますが、気性の激しいネコちゃんの場合は軽い鎮静が必要になることがありますので、予約をいただければ幸いです。

検査項目について

血液検査、尿検査、腹部エコー検査

腎臓病の際に見られる特徴

  • 食欲が落ち、活動量が減っている
  • 体重が減ってきた
  • 水をたくさん飲むようになった
  • おしっこの量が増え、色が薄くなってきた
  • 皮膚のハリがなくなったり、口の中が乾いたりしている

費用

13,200円(税込)
※事前のご予約をお願いいたします
※鎮静の場合は別途料金となります

歯科検診(カウンセリング)

「お口が臭うので歯石をとってください。」このようなご依頼をいただく機会が多いのですが、実はもうすでに歯科的には手遅れに近い状態の事が多いのです。歯石の付着で歯石と歯肉の間で歯肉が負けて後退現象が起きています。その結果、歯肉は後退して歯根が露出してしまうばかりか歯石はさらに進行して歯根奥深くまで進行し、歯槽膿漏を形成してしまいます。こうなるともう抜くしかありません。抜くほどまでではない時でも、歯根奥の歯石に付着した細菌により1年ももたないうちにきれいに磨いた歯も再歯石化が起きてしまいます。歯を守ることは長寿につながりますし、お口の臭いも気になりません。歯科検診では歯垢・歯石の程度、歯肉の状態、口腔粘膜の状態等をチェックします。
特に予約はいりません。カウンセリング中心の検診となります。診察時にご相談ください。

受けていただきたい時期

なにか異常があってからではなく、歯が元気なうちに定期的に受診されるのがおすすめです。
歯磨きのレクチャー等も希望の方は遠慮なくお申し付けください。

こんな症状が見られたら歯周病かもしれません

  • 口臭がひどくなる
  • 顔の一部が腫れている
  • 歯ぎしりをする、口を鳴らす
  • 歯茎が赤く腫れたり、出血したりする
  • 口元を気にする、または痛がる素振りを見せる
  • 喜んで噛んでいたおもちゃやガムに興味を示さなくなる
  • 口元に触れられるのを極端に嫌がり、攻撃的になる
  • いつも鼻を舐めている
  • 硬い食べ物を避けるようになり、食事中に痛がるような仕草をする
  • 毛づくろいをしなくなる、毛並みが悪くなる(特に猫の場合)
  • くしゃみや鼻水が頻繁に出る(特に猫の場合)
  • 慢性的な鼻汁やくしゃみ(特に猫)

費用

1,100円(税込)

関節検診

高齢で動きが悪くなったのは、年齢だけが原因とは限りません。慢性関節炎や変形性脊椎症の可能性があります。関節の変化は身体一般検査では確認できません。股関節、膝関節、肘関節、胸椎、腰椎、についてレントゲンで確認を行う必要があります。年齢と共に避けることが出来ないと言われる、老齢性変化をいち早く確認し、進行を遅らせる方法や痛み等の緩和を探っていきます。適切なケアでストレスの無い老後を目指していきましょう。

関節炎などの際に見られる特徴

犬に見られる特徴
  • 足を引きずる、または片足を庇うように歩く
  • 動きが鈍くなり、活動量が減る
  • 階段や段差の上り下りを嫌がる
  • 起き上がる時に時間がかかったり、痛がったりする様子を見せる
  • 散歩に行きたがらなくなる、または歩くペースが遅くなる
  • 走ったり、ジャンプしたりするのを避ける
  • 足に触れられると嫌がる、または鳴く
  • いつもより大人しく、部屋の隅などでじっとしていることが多い
  • 散歩中に何度も座り込む
  • 痛みで「キャン」と鳴くことが多い
猫に見られる特徴
  • 普段よくする爪とぎや毛づくろいをしなくなる
  • 床に足をつけずに歩く、または着地を嫌がる
  • 動きが鈍くなり、高い場所へのジャンプや活動的な遊びを避けるようになる
  • 食欲が落ち、食事を残すようになる
  • 触られるのを嫌がり、攻撃的になる
  • じっとしていることが増え、寝ている時間が長くなる
  • 足に触れられると痛がる、鳴くなどの反応を見せる
  • トイレに行くのを嫌がる、または姿勢がぎこちなくなる

検査について

飼い主さんからの問診、歩き方の観察、触診を行います。関節炎などの疑いがある場合は、レントゲン検査を行います。

費用

13,200円(税込)
※事前のご予約をお願いいたします

肥満検診(カウンセリング)

〝どうしても痩せられません〟よく聞くご質問です。食生活、おやつ、飼育環境、家族構成、これら条件はご家庭ごとに様々。このような条件をお聞きしながら現在使用しているフードをどの程度の量を与えたらいいのか、なぜ痩せられないのか、ご家族の皆さんと共に考えていきます。体重測定とカウンセリングを中心に行います。お気軽にお申し付けください。

肥満の原因

  • 必要以上のカロリーを摂取している
  • 年齢を重ねるにつれて基礎代謝が低下している
  • 去勢・避妊手術によってホルモンバランスが変化している
  • 十分な運動ができていない
  • 肥満になりやすい体質を遺伝的に受け継いでいる
  • 甲状腺機能低下症などの病気が隠れている可能性がある

肥満症が引き起こす病気

  • 糖尿病
  • 脂肪肝
  • 関節炎
  • 遺伝

カウンセリング費用

約1,320円(税込)

犬の認知症検診

ペットの高齢化が進む中、認知症に悩む飼い主さんも増えています。夜中に何度も吠える、理由もなく家の中を歩き回る、トイレの場所が分からなくなる。そんな症状に気づいたら、まずはご相談ください。認知症と診断されたら、ご家族みんなで支えていく覚悟が必要ですが、一人で抱え込まないでください。
私たちは、あなたとペットに寄り添い、一緒に乗り越える方法を考えていきます。

認知機能低下の際に見られる特徴

  • 穏やかだった性格が、急に怒りっぽくなったり攻撃的になったりする
  • 目的もなく歩き回ったり、同じ場所をぐるぐると回ったりする
  • 自分の居場所や時間がわからなくなる
  • 昼夜が逆転し、夜に活動的になる
  • 周りのことに無関心になり、呼びかけにも反応しなくなる
  • トイレの失敗が目立つようになる
  • 壁や家具に頭を押し付けたまま動かない
  • 食欲が異常に増える、または全く食べなくなる

検査(カウンセリング)について

問診を中心に行動パターンの確認などを行います。さらに院内での行動パターンや自宅での行動パターンをあらかじめ撮影してある画像から判断していきます。行動の変化は別の病気、たとえば関節疾患、内分泌疾患、心疾患などでも見られますので場合によっては血液検査やレントゲン等の検査が必要となります。

費用

約2,200円(税込)