Hitorigoto

新着情報

院長の独り言

再び、海上釣り堀

あけましておめでとうございます。

今年の初釣り、ではありませんがご報告です。

年明けの初釣りは東京湾タチウオジギングでした。

   

たいした写真が無く、報告が出来ずじまいでした。

東京湾タチウオジギングはこの時期脂の乗りが良くって、食べると最高にうまい時期と思っています。

この日も何とか9本をゲットできました。 持って帰ったのはすべてF4以上のタチウオです。

炙りと蒲焼、最高でした。

さて、今回は先月に続き三崎の海上釣り堀、みうら海王さんでの釣行をお伝えします。

海水温も下がる時期でかなりの苦戦が予想されます。

この日は予想通り釣り客は少なく、釣り座は1辺に一人で入ることが出来ました。

このような日はのびのびといろいろな餌や釣り方を試しながら出来るとてもラッキーな日です。

まずはダンゴでの浮き釣りから始めてみようかと思います。

この時期は水温が低下して釣りにくい時期とは聞いていますが、やはりアタリがありません。

小さなアタリはあるものの、ぐっと消し込むような明確なアタリが無く、

まだ試行錯誤で下手くそ釣り師の域を越えられない私にとってはかなり難しい釣りとなっています。

よく考えれば、じゃかじゃか釣れた時、俗に言う “爆釣“ なんかほとんどありませんし、

いつもこんなもんかな~て思って諦め半分で帰ってくることが多いのです。

でも、爆釣ということが無かったかと言えばたまにはあるし、また今回も爆れるかって思いながら

釣行に出かけています。それって、ギャンブルみたいだねってよく言われます。

それでも、毎回よく釣る人も実際にいますし…、努力すれば釣れるようになるのかと言えば

実際、私はこうして何年も釣りをやっているけど、そう上手くなっているとは思えない。

まあ、趣味だと思って楽しむことに専念しようなどと思いふけっていると、

いきなり浮きが消し込むようなアタリが。

スイープにアワセを入れてフッキングに成功し、真鯛ゲット。

しかし、後が続かない。浮きが消し込んで合わせても掛からない。

たまに掛かっても途中で針が外れてばらし。 おう、なんて下手くそな事か。

いろいろ工夫して粘るも、ぽつりぽつりと上げるだけで時間だけが進んでいく。

探り竿に持ち替えてネット際をしばらくの間ねちねちと探っている、とひったくるようなアタリが

ぐいぐいとドラグを出して暴れまわる、「青かも」のコールはとりあえずかけました。

とにかく引きが半端なく、ドラグの出方からして青物と見間違うようでしたが

上がってきたのは青で無く銀色、「すいません~ シマで~す。」とごまかして、縞鯵ゲット。

結果、この日は真鯛 4  縞 1  の釣果でした。 あと、真鯛を数本いただきました。

この日は周囲の釣り人もあたり座というものは無く、一応に渋い状況でした。

どんどんあたってガバガバ釣れる釣りも楽しくて良いのだけれど、

工夫して、苦労して、焦らず、欲を出さず、いろいろ考え、ゆったりとした心で釣りを楽しむ。

この釣りも、私は好きなのである。

いつものように、真鯛とシマアジは握りで、さらに刺身でいただきました。

     

いろいろ餌を変え、棚を変え、生簀のどの位置に針を落とすか。

いろいろ考えさせられる釣りでした。

うららかな日にのんびり糸を垂らすにはちょうど良い釣りかと思います。

帰りには三崎で海鮮丼をいただき、野菜やお土産を買って帰るようにしています。

  

ちなみに、私のお気に入りはこの「三色丼のセット」です。

マグロの血合いの佃煮とあらの味噌汁が最高にうまいのだ。

また行こう。